物価高の時代でも持ち家派が多数!住宅ローンの不安を軽減する方法


こんにちは!

兵庫県西脇市で注文住宅、リフォーム、リノベーションを手掛ける工務店松岡住研です。 


現在、世界的な物価上昇により、生活費が圧迫される状況が続いています。家賃や光熱費、食品価格の上昇に伴い、家計のやりくりが難しくなっている家庭も少なくありません。しかし、こうした経済状況下でも「持ち家」を希望する人々は依然として多く、住宅購入への関心は高まっています。そこで問題となるのが、住宅ローンに対する不安です。物価上昇や経済の不透明さにより、ローンを組むことに慎重になる方も増えていますが、実際にはその不安を軽減し、安心して住宅購入に踏み切るための方法もいくつか存在します。


この記事では、物価高の時代でも多くの人が持ち家を選ぶ理由と、住宅ローンに対する不安を和らげるための具体的な方法を解説します。



1. 物価高騰の中でも持ち家を選ぶ理由

まず、物価高騰にもかかわらず多くの人々が持ち家を選び続ける理由について整理しましょう。


  


1-1:家賃の上昇リスク回避

物価の上昇に伴い、賃貸住宅の家賃も増加傾向にあります。特に都市部では、住宅需要が高まり、家賃の上昇は避けられません。賃貸契約は毎年更新されることが一般的であり、その都度家賃が上がる可能性もあります。一方、持ち家を購入すれば、住宅ローンの返済額は原則的に固定されるため、将来的な家賃上昇リスクを回避できるという安心感が得られます。



1-2:資産としての住宅

持ち家は、単なる住まいであるだけでなく、資産としての価値も持っています。将来的に売却や賃貸として収益を得ることも可能であり、長期的には資産形成につながる点が魅力的です。また、持ち家であればリフォームや増築といった自由なカスタマイズも可能で、ライフスタイルに合わせて住まいを変えていくことができます。



1-3:老後の安心感

持ち家があると、老後に家賃の支払いを続ける必要がなくなるため、年金生活に入った際の経済的な不安を軽減できます。年を重ねると、収入が減少することが予想されますが、持ち家であれば住む場所に関する支出を大きく削減できるため、老後の安心感を得られます。



2. 住宅ローンに対する不安とは?

物価上昇や経済の不安定さが続く中で、住宅ローンに対する不安が高まるのは当然のことです。具体的にはどのような点に不安を感じるのか、見ていきましょう。


  


2-1:返済計画の不透明さ

住宅ローンを組む際、長期にわたる返済計画を立てなければなりません。一般的には20年〜35年にわたって返済が続くため、今後の収入の変化や経済状況を正確に予測するのは難しいです。特に、物価や金利の変動が大きい時代には、将来的な収入が不安定になる可能性があり、返済能力に不安を感じる方が多いです。



2-2:金利の変動リスク

変動金利型の住宅ローンを選んだ場合、金利が上昇すると返済額も増加します。現在、金利は歴史的な低水準にありますが、将来的に金利が上昇する可能性もあり、特に長期間にわたるローン契約では、このリスクを避けることが難しいです。



2-3:万一の病気や失業リスク

長期間にわたって住宅ローンを返済する場合、病気やケガ、失業といった予期せぬ出来事によって収入が減少するリスクもあります。こうした事態に備えて貯蓄をしておくことが重要ですが、それでもローン返済に不安を感じる方は多いです。



3. 住宅ローンの不安を軽減する方法

それでは、住宅ローンに対する不安を軽減し、安心して持ち家を購入するためにはどのような方法があるのでしょうか。ここでは、具体的な対策をいくつか紹介します。



3-1:固定金利型ローンの選択

変動金利型と比較して、固定金利型の住宅ローンは金利が一定であるため、将来的な金利上昇リスクを回避することができます。返済額が長期にわたって変わらないため、将来の家計の見通しが立てやすく、不安を軽減できます。


特に、現在のような低金利時代では、固定金利型を選ぶことで、将来的な金利上昇に備えることができます。住宅ローンの返済計画を立てる際には、金利タイプの選択が非常に重要となりますので、慎重に検討しましょう。



3-2:団体信用生命保険(団信)の活用

団体信用生命保険(団信)は、住宅ローンを契約する際にセットで加入することが多い保険です。この保険に加入しておくと、契約者が万一の事故や病気で亡くなった場合や重度の障害を負った場合、ローン残高が保険金で完済されるため、家族に負担をかけることがありません。


また、最近では「がん」や「三大疾病」に対応した団信もあり、病気によって働けなくなった場合でも住宅ローンの返済負担を軽減できるため、安心感を得られます。こうした保険の活用により、将来的なリスクをカバーすることが重要です。



3-3:繰り上げ返済で返済額を減らす

余裕のある時期に繰り上げ返済を行うことで、ローンの総支払額を減らし、返済期間を短縮することが可能です。繰り上げ返済には「期間短縮型」「返済額軽減型」があり、どちらかの方法を選択できます。


【期間短縮型】

毎月の返済額はそのままで、ローンの返済期間を短縮する方法。総利息額を大幅に削減できるメリットがあります。


【返済額軽減型】

ローンの期間は変えずに、毎月の返済額を減らす方法。毎月の家計に余裕を持たせたい場合に有効です。

自分のライフスタイルや将来設計に合わせて、どちらの方法を選ぶか検討しましょう。



3-4:借り換えを検討する

ローン返済中に金利が低下した場合、借り換えを検討することも有効です。現在のローン金利よりも低い金利で新たに借り入れをすることで、返済額や返済期間を減らすことができます。


ただし、借り換えには手数料や諸費用が発生するため、メリットがどの程度あるかをしっかりと計算した上で決断することが重要です。借り換えシミュレーションを利用して、トータルコストを比較してみることをおすすめします。


3-5:住宅ローン控除を活用する

住宅ローン控除は、住宅を購入する際に利用できる税制優遇措置で、一定額の住宅ローンを組んだ場合、所得税や住民税の一部が控除されます。ローンの年末残高に応じて、最大10年間にわたって税金の還付が受けられるため、返済負担の軽減に大きく貢献します。


住宅ローン控除を最大限活用するためには、制度の適用条件や控除額の上限などを事前に確認し、計画的に進めることが重要です。



まとめ

物価高の時代でも、多くの人々が持ち家を選ぶ理由は、家賃の上昇リスクを避けたい、資産形成を考えたい、老後の安心感を得たいといった様々な要因が挙げられます。しかし、住宅ローンに対する不安はつきものです。そこで、固定金利型ローンの選択や団体信用生命保険の活用、繰り上げ返済、借り換え、住宅ローン控除の利用といった方法を活用することで、不安を軽減しながら安心して住宅購入に踏み切ることができます。


自分のライフプランや経済状況に合わせた適切な対策を講じ、理想の住まいを手に入れる一歩を踏み出しましょう。



松岡住研について


松岡住研は、地域密着型の工務店として、お客様一人ひとりのニーズに応じたオーダーメイドの家づくりを行っています。地元の熟練した大工や職人との連携を活かし、無駄を省いた効率的な施工で、品質とコストのバランスを追求。豊富な経験と実績をもとに、末長く愛される住まいをご提案いたします。新築、リフォーム、増改築など住まいに関することは、どうぞお気軽にご相談ください。


〒677-0042 兵庫県西脇市堀町66

株式会社 松岡住研