西脇市の災害時、どこに避難する?どう動く?

こんにちは!

兵庫県西脇市で注文住宅、リフォーム、リノベーションを手掛ける工務店「松岡住研」です。


近年、日本各地で地震や台風、大雨による被害が相次いでいます。

西脇市に住む私たちにとっても、災害は決して他人事ではありません。

「いざというとき、どこに避難すればいいのか?」「家族とどうやって合流すればいいのか?」

日常生活の中ではあまり意識しませんが、いざ災害が起こったときに慌てないためには、難場所を事前に知っておくことがとても大切です。


私たち工務店は“家を建てること”が仕事ですが、本当に大切なのはお客様の暮らしと命を守ることだと考えています。そこで今回は、西脇市で災害が起きたときの避難場所や備えについて、少し詳しくお伝えしたいと思います。



1.西脇市の避難場所について

まずは、西脇市内で実際に指定されている避難所やその種類について整理してみましょう。


1-1:指定避難場所とは?

指定避難所とは、大雨や地震などの災害時に、西脇市が公式に開設する避難場所のことを指します。多くの場合、小学校や中学校の体育館公民館などの公共施設が活用されます。これらの施設は「耐震性」「収容人数」「トイレや水道の確保」などの条件を満たしており、住民が一時的に安心して過ごせるように整備されています。


1-2:西脇市の主な避難場所

西脇市では、市内各地にバランスよく避難場所が配置されています。災害時には自宅から近い場所に避難することが基本となるため、事前に自分の住んでいる地域の指定避難所を確認しておくことが大切です。

▶ 小中学校の体育館

例:西脇小学校、比延小学校、重春小学校、西脇中学校、黒田庄中学校  など

→ 広いスペースがあり、多くの人が避難可能。体育館は雨風をしのげるほか、仕切りを設けてプライバシーを守る工夫も行われます。

▶ 公民館・コミュニティセンター

例:西播磨内陸生活文化総合センタードウジアム、西脇市コミュニティセンター西脇区会館

  など

→ 地域ごとの交流拠点として普段から利用されている施設。地元住民が集まりやすく、高齢者や子ども連れも避難しやすい環境です。

▶ 福祉施設・市の関連施設

例 : しばざくら荘、特別養護老人ホームみぎわ園 など

→ 一部の避難所は、要配慮者(高齢者、障がいのある方 など)向けの対応が整っています。

▶ ペット同伴可能な避難場所

例 : 日野体育センター

→ 西脇市では災害時にペットと一緒に避難できる避難所を設けています。ペットを飼っている方も飼っていない方も避難所でお互いに配慮して過ごすために、ペットの基本的なしつけ、ワクチン等の接種などが必要です。



2.避難の現実と注意点

実際の避難には、想像以上に多くの困難や注意点があります。ここでは、その現実をいくつか取り上げます。


2-1:夜間・停電時の避難の難しさ

災害は昼間とは限らず、夜間や停電時に起こることもあります。真っ暗な中での避難は視界が悪く、段差や障害物に気づかず転倒したり、水路や側溝に足を取られる危険があります。

こうした状況に備えて、家族一人ひとりが懐中電灯や携帯ライトを用意し、普段から「もしも」の時を想像し、家族で避難経路について話し合っておくことが大切です。

実際に歩いて確認できればより安心ですが、話し合いだけでも心構えになります。


2-2:車での避難のリスク

災害時の避難は「車のほうが早い」と思いがちですが、実際には多くの危険があります。大雨で道路が冠水すると車は立ち往生し、わずか30cmの水深でも動けなくなると言われています。

地震では落下物や倒壊で道路がふさがれる恐れもあり、かえって命を危険にさらすことになりかねません。基本は徒歩での避難を心がけ、やむを得ず車を使う場合は複数の避難経路を想定し、ガソリンを半分以上残しておくなど日頃から備えることが大切です。


2-3:子どもや高齢者と一緒の避難

もし夜中に子どもや高齢の家族を連れて避難することになったらどうでしょう。小さな子どもは歩くスピードが遅く、途中で抱っこが必要になるかもしれません。高齢者は段差や暗い道で転倒の危険があり、移動には時間がかかります。

だからこそ、避難は「遅れるもの」と考えて、できるだけ早く行動を始めることが大切です。荷物は最小限に、必要に応じてベビーカーや歩行補助具も備えておきましょう。



3.西脇市で過去に起こった災害

3-1:平成16年台風23号

台風23号は西脇市にも大きな被害をもたらしました。加古川や支流があふれ、市内の低い場所を中心に冠水。住宅では床上浸水が約200戸、床下浸水が400戸以上にのぼりました。家具や家電が使えなくなり、畳や壁の張り替えを余儀なくされた家庭も多く、道路が冠水して通れなくなるなど、暮らしに大きな影響が出ました。

この災害は、西脇市にとって防災意識を高める大きなきっかけとなりました。


3-2:平成30年7月豪雨(西日本豪雨)

2018年7月5日から8日にかけて西日本を襲った「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)」は、各地に甚大な被害をもたらしました。9日時点で、全国で死者126人、不明者86人にのぼり、平成になって最悪の水害とも言われています。

西脇市では幸い人的被害はありませんでしたが、市内の住宅で床上・床下浸水が発生し、住民の生活に大きな影響を与えました。特に川沿いや低地の地域では冠水が相次ぎ、改めて日頃の備えや避難の重要性が浮き彫りになりました。



4.防災と暮らしを守る家づくり

松岡住研では、日常の快適さと非常時の安心を両立できる家づくりを大切にしています。

ここでは、防災の観点から私たちがどのような工夫を取り入れているのかをご紹介します。


4-1:耐震等級3の安心感

日本は地震が多く、住まいの耐震性は命と暮らしを守るために欠かせません。耐震等級には1〜3がありますが、最高ランクの「等級3」 は、消防署や警察署と同じ強さが求められる水準です。もし大地震が起きても、倒壊のリスクを大きく減らせます。家族の命を守れるのはもちろん、その後も自宅で暮らしを続けられる可能性が高まります。

避難所での生活ではなく、「自宅にとどまれる安心」を選べること。これこそが耐震等級3の大きな価値です。


4-2:大雨・浸水への備え

こうした被害を防ぐには、まず土地選びが大切です。市が公開しているハザードマップを確認し、浸水の可能性が低い場所を選ぶことが安心につながります。

あわせて、家づくりでは、基礎を高くしたり、排水の仕組みを工夫したり、庭や外構の水はけを良くすることで、浸水のリスクをぐっと減らせます。 松岡住研では、西脇の地形や川の特性をふまえ、「大雨のときでも安心して暮らせる住まい」をご提案しています。


4-3:停電への備え

台風や豪雨の影響で停電が起こると、照明やエアコン、給湯などが一時的に使えなくなり、不便さを感じます。ただ、家の断熱性や気密性が高ければ、冷暖房が止まっても室温の変化がゆるやかになり、暮らしへの影響を小さくできます。

ちょっとした備えがあるだけで、「停電しても落ち着いて過ごせるんだ」と安心できますよね。



まとめ

災害は、ある日突然やってきます。

そのときに「避難所はどこ?」「どうやって行く?」と慌てないために、場所と経路を事前に知っておくことが大切です。特に西脇市のように川が多い地域では、川沿いや低地を避けた経路を複数想定しておくと安心です。あわせて、家族が別々にいるときのために非常時の集合場所を決めておくことも、いざという時に慌てない大切な備えになります。

小さな準備の積み重ねが、災害から家族を守る大きな安心につながります。



松岡住研について


松岡住研は、地域密着型の工務店として、お客様一人ひとりのニーズに応じたオーダーメイドの家づくりを行っています。地元の熟練した大工や職人との連携を活かし、無駄を省いた効率的な施工で、品質とコストのバランスを追求。豊富な経験と実績をもとに、末長く愛される住まいをご提案いたします。新築、リフォーム、増改築など住まいに関することは、どうぞお気軽にご相談ください。


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