角地と中地、選ぶならどっち?それぞれのメリット・デメリット

こんにちは!

兵庫県西脇市で注文住宅、リフォーム、リノベーションを手掛ける工務店「松岡住研」です。

今回は『家づくりの基礎知識』シリーズ土地編より前回よりさらに深堀した『角地と中地、選ぶならどっち?それぞれのメリット・デメリット』を大工出身まつけんこと、松岡がお届けいたします。


家づくりを考え始めると、まず最初に悩むのが**「土地選び」**ですよね。

その中でも、お客さまから特によくご相談いただくのが、

「角地と中地、どちらを選べばいいですか?」というご質問です🤔

一般的には「角地の方が人気!」というイメージがありますが、実は必ずしも角地が正解とは限りません。ご家族の暮らし方や予算によっては、中地(なかち)の方が満足度の高い家づくりができる場合もあるんです。

今回は角地と中地の違い、それぞれのメリット・デメリットを、私たちの目線から詳しくご紹介します!


そもそも、角地と中地ってなに?

角地(かどち)

交差点や曲がり角など、道路に2方向以上接している土地のことです(南東角地、北西角地など)。

中地(なかち)

両隣と奥を隣家に囲まれ、道路に1方向のみ接している土地です。住宅地では最も一般的な形状で、多くの分譲地は中地となります。


1.角地のメリット・デメリット

まずは人気の「角地」から見ていきましょう!


【メリット】

① 日当たり・風通しが良い!

道路に面する部分が多いため、隣家との距離を確保しやすくなります。特に「南東角地」は朝から夕方まで明るさを確保しやすく人気です。


② 開放感バツグン!

道路側に視界が抜けるため、実際の面積以上に広く感じられます。リビングの窓を開けてものびのびと暮らせる魅力があります。


③ 駐車計画や間取りの自由度が高い!

「南側をリビングにして、西側から車を入れる」といった柔軟な配置が可能です。車の出し入れもしやすいので、運転が苦手な方にも安心です。


【デメリット】

①土地の購入価格が高い(同じ分譲地の中地より、数百万円高くなることも…💸)


②外構費用(フェンスやブロック、植栽など)がかさみやすい

間口が広いほどフェンスやブロックに外構費用が多くかかることも‥


③通行人の視線や車の往来など、人目が気になりやすい

家の前が歩道の場合、道路より家の方が高くなりますので、通行人の目線から家が丸見えになってしまうことも。防ぐためにフェンスやブロックを高く、フェンスの場合なら隙間を狭くすることで更に費用はかさみます。


2.中地のメリット・デメリット

「囲まれているから暗そう…」と思われがちな中地ですが、実は隠れた魅力がたくさんあります!


【メリット】

① 土地価格を抑えて、建物にこだわることができる!

最大の魅力はなんといってもコストパフォーマンス✨角地よりも土地代を安く抑えられる分、その予算を「高気密・高断熱などの建物性能」「こだわりのキッチン・造作家具」に回すことができます。


② プライバシーを確保しやすい!

道路に面する部分が少ないため、通行人の視線が気になりにくく、落ち着いた住環境を好む方には大きなメリットです。また、周囲の家に囲まれている分、**「冬の冷たい風が直接当たりにくい」**というメリットも!


③ 建物計画次第で、十分明るく開放的な家になる!

「中地だから暗い」ということはありません。吹き抜け、高窓(ハイサイドライト)、中庭、天窓などを工夫することで、中地でも驚くほど光が差し込む明るい空間をつくることができます。

お子様が安全に、かつ視線を気にすることなく遊べ、日焼けも軽減でき、家の中から遊んでいるお子様を見守ることができる中庭はとても人気があります。


【デメリット】

① 視界の抜け感(開放感)は角地に劣る


② 道路が1面のため、車の切り返しや駐車台数に少し制限が出ることがある



🌟松岡住研が考える「後悔しない土地の選び方」

私たちは、「角地だから良い」「中地だから悪い」とは絶対に考えていません

家づくりで大切なのは、土地の条件だけで決めるのではなく、「その土地で、ご家族がどんな生活シーンを送るか」をリアルに想像することです。

たとえば……

朝のバタバタの時間帯、どんなふうに動けたらラクかな?

5年後、10年後、子どもたちが大きくなったら車の停め方はどう変わるかな?

こういった“一歩先の未来の暮らし”をイメージしてみると、ご家族にとっての正解が自ずと見えてきます


開放感や日当たり、風通し、車の停めやすさを最優先したい! 👉 角地がおすすめ

予算を賢く抑えて、その分を建物性能やこだわりの間取りに回したい! 👉 中地がおすすめ



家づくりは“選択の連続”ですが、全部に手を出すと予算がぐんと膨らんでしまいますよね、、

だからこそ、土地だけで判断するのではなく、「どんな家を建てたいか」「どこに予算をこだわりたいか」をセットで考えることが、無理なく笑顔で家づくりを楽しめる秘訣です。


まとめ

角地にも中地にも、それぞれ違った良さがあります。

土地選びで迷った際は、図面だけを見て悩むのではなく、ぜひ私たち建築のプロに「こんな暮らしがしたい!」という想いを遠慮なくぶつけてください✨

「この土地なら、こういう窓の配置にすれば明るくなりますよ!」

「中地で浮いた予算を、あきらめかけていた造作家具に回しましょう!」

といった、土地の長所を最大限に活かすプランを一緒にワクワクしながら作っていきましょう。

あなたらしい「好き」や「心地よさ」、ぜひたくさん教えてくださいね!


参考文献:建築基準法第53条第3項第2号〈角地緩和の規定〉

     国土交通省「土地利用規制法制及び建築規制法制に関する基礎資料」



次回は『家づくりの基礎知識』シリーズ土地編より『南向きの土地と東向きの土地、選ぶならどっち?徹底解説』をお届け予定です。

お楽しみに~~♪


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