みなさん、こんにちは! SuMiKa(株式会社松岡住研)の松岡です。
マイホームの計画を進めるなかで、ガルバリウムやサイディングと並んで根強い人気を誇るのが「塗り壁(左官仕上げ)」です。
職人さんがコテを使って一壁一壁丁寧に仕上げていく塗り壁は、手仕事ならではの温かみと高級感があり、SuMiKaが得意とする自然素材を活かした家づくりや和モダン、シンプルナチュラルのスタイルにも美しく馴染みます。
「カフェ風のおしゃれな外観にしたいけれど、汚れやすかったりひび割れたりしない?」 「サイディングと比べてお手入れは大変?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、塗り壁の基本的な特徴から、メリット・デメリット、長持ちさせるためのポイントまで元大工出身まつけんこと、松岡が深掘りして解説します!
■ そもそも外壁の「塗り壁」とは?
塗り壁とは、モルタル(セメントと砂を混ぜたもの)などの下地の上に、漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)、ジョリパットなどの仕上げ材を職人さんがコテやローラーで塗っていく仕上げ方法です。あらかじめ作られたパネルを貼り合わせるサイディングとは異なり、現場で一から仕上げていく手仕事の外壁材です。
■ 塗り壁の4つのメリット
1. 唯一無二の質感と「つなぎ目のない」美しい外観
塗り壁の一番の魅力は、パネル材のような目地(つなぎ目)がないすっきりとした一体感のある仕上がりです。 職人さんのコテの動かし方によって、波模様や扇模様、あえてランダムに仕上げるラフパターンなど、世界にひとつだけの豊かな表情や風合いを作り出すことができます。
2. 意匠性が高く、経年変化(味わい)を楽しめる
時間の経過とともに、自然素材ならではの深みや味わいが増していくのも塗り壁の特徴です。年月が経つほどに愛着が湧くような、落ち着いた趣のある住まいに仕上がります。
3. 複雑な形状の建物にも施工しやすい
パネル状の外壁材と違って現場で塗り込んでいくため、アーチ状の壁や斜め・R(曲面)のついたデザインなど、複雑な形状の建物でもすっきりと隙間なく施工することができます。
4. 耐火性・耐久性に優れている(漆喰・モルタル系など)
使用する素材にもよりますが、漆喰やモルタルなどの無機質な材料は火に強く、防火性に優れているという特徴があります。万が一の火災の際にも安心感が高まります。
■ 知っておくべき塗り壁のデメリット
1. 「ひび割れ(クラック)」が発生しやすい
塗り壁は乾燥による収縮や、地震などによる建物の揺れによって、どうしても表面に細かいひび割れ(ヘアクラック)が入りやすい性質があります。
2. 雨だれや凹凸部分の「汚れ」が目立ちやすい
表面に意匠的な凹凸(パターン)を付けるため、その凹凸にホコリや排気ガスの汚れが溜まりやすく、雨水による「雨だれ跡」やカビ・苔が発生しやすい面があります。特に白い塗り壁にする場合は、汚れ対策を考慮することが大切です。
3. 初期費用(施工コスト)が高くなりやすい
工場で大量生産されるパネル材に比べ、職人さんが手間暇をかけて手作業で仕上げるため、施工期間が長く職人さんの技術料(人件費)がかかります。そのため、初期費用は高めになる傾向があります。
4. 職人の腕によって仕上がりに差が出やすい
手作業だからこそ、担当する職人さんの熟練度や技術力によって、仕上がりの美しさや耐久性に差が出やすいという面があります。
■ プロが教える!塗り壁外壁で後悔しないコツ
塗り壁の美しさと風合いを長く楽しむためには、以下の工夫を取り入れるのがおすすめです。
◇「撥水材」や「防汚塗料」を併用する
汚れやカビを防ぐために、表面に光触媒などのセルフクリーニング機能を持ったトップコート(親水・撥水塗料)を塗っておくと、雨と一緒に汚れが落ちやすくなり美しさを保ちやすくなります。
◇「軒(のき)」を深めに出す設計にする
屋根の軒(ひさし)をしっかり出しておくと、外壁に直接雨や紫外線が当たるのを大幅に防ぐことができます。これにより、雨だれ汚れやひび割れのリスクを大きく減らすことが可能です。
◇小さなクラックは早めにメンテナンスする
万が一ひび割れを見つけた場合でも、補修材を注入して早期に埋めておくことで、建物内部への水の侵入を確実に防ぐことができます。
■ まとめ
塗り壁は、職人の手仕事が生み出す唯一無二の風合い、つなぎ目のない美しさ、そして深い味わいを楽しめる魅力的な外壁材です。
ひび割れや汚れといった注意点はありますが、軒をしっかり出す設計の工夫や撥水塗料の導入、定期的なお手入れによって、その美しい風合いを長く保つことができます。
自然素材に囲まれた温かみのある住まいや、外観のデザインにこだわりたい方は、ぜひ選択肢のひとつとして検討してみてくださいね!
【松岡住研の施工エリア】
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