こんにちは!
兵庫県西脇市で注文住宅、リフォーム、リノベーションを手掛ける工務店「松岡住研」です。
マイホームの完成後にかかる費用は、多くの人にとっていくらくらいかかるのか不安になる問題の1つです。家を建てる際、初期費用の他にも、様々な維持費やランニングコストが発生します。今回は、マイホーム完成後にかかる主な費用について詳しく解説します。
1.家電購入費用は事前の予算組みが大切!
マイホームが完成した後、家具や家電を揃えるための費用が発生します。新しい家を建てると、最新の家電を使いたいという方も多いはずですので、新居に合わせて必要なアイテムをリストアップし、予算を考えて購入することが重要です。また、最近では見せる家電などおしゃれなものが増えてきており、インテリアにこだわることで、居住空間がより快適になります。
・家電の買い替えを前提に洗面所やキッチンの広さを決める
・お掃除ロボットを購入する前提で専用基地を作る
家づくりと家電は切っても切り離せず、必要な家電を揃えていくとどうしても金額がかさばってしまいます。 たとえば、洗濯機でも縦型とドラム式では値段が大幅に変わってきたり、スタイリッシュで大容量の冷蔵庫となれば、15万円以上は覚悟しておいた方がよさそうです。
家電にこだわりたいなら、事前に予算組みをしておくべきでしょう。
2.どこまでお金をかけるか悩ましい家具購入費
憧れのマイホームで素敵な暮らしを始めるとなると、どうしても新しい家具で揃えたい!となりますが、とはいえ、家具はグレードによって金額が大きく変わります。
・素材にこだわったおしゃれなダイニングテーブル
・広々とした座り心地のいいソファ
・今より大きなサイズのベッド
希望をすべて叶えようとすれば、家具だけで100万円を超えてしまうこともあり得るので、譲れない条件を決めて優先順位をつけ、予算と向き合って家具選びをすることが大切です。
また、生活に不可欠なカーテンなどもお忘れなく!家具費用は予想外にお金がかかる部分なので、家族で相談しながら決めましょう。
3.ついあれもこれも欲しくなる!チリツモの雑貨費用
「インテリアや小物、食器などにもこだわりたい!」という方も多いでしょう。
・シンデレラフィットの収納ボックスをそろえたい
・見せる収納を作ったから、おしゃれな食器をディスプレイしたい
・無垢材の床に合うグリーンを置きたい
などなど、夢はどんどん膨らみ、収納ボックス、食器類、観葉植物などは、単体で見るとそうでもない金額ですが、チリツモで考えるとそれなりの金額になることもあります。
雑貨費用については、最初からすべてを完璧にしようとせず、暮らしながら揃えていくのがいちばんいいかもしれません。
4. まとまったお金の用意が必須!避けては通れない税金関係
マイホームを建てた後、注意しておきたい税金は2種類!
不動産取得税と固定資産税について、わかりやすく解説します。
4-1:不動産取得税
「不動産取得税」は、土地・建物など不動産を取得するとかかります。不動産を取得してしばらくすると、市町村から納付書が送られてきますので、しっかりお金を用意しておきましょう。
不動産取得税を支払うのは、不動産を取得した一度のみで、支払い金額は「課税標準額×税率(宅地・住宅ともに4%)」で計算され、マイホームの場合は軽減措置があります。
不動産取得税の金額は土地や建物の評価額によって変わるため、もし不安なことや、分からないことがあればなんでもご相談ください。
4-2:固定資産税
不動産を取得した後、毎年必ず発生する税金が「固定資産税」です。固定資産税は「課税標準額×税率(1.4%)」で計算され、不動産取得税と同じく、マイホームだと固定資産税も軽減措置を受けられます。固定資産税は、毎年変動するため注意が必要です。土地は3年に1度評価が見直され、建物は経年劣化によって評価額が下がり、基本的には、年数が経つほど安くなる傾向があります。
5. 修繕積立金
新築でも、将来的な修繕に備えて、修繕積立金を設定しておくことが望ましいです。外壁の塗り替えや屋根の修理、設備の交換など、長期的には大きな出費になる可能性があります。毎月一定額を積み立てておくことで、急な出費に備えることができます。
6. 光熱費
マイホームの光熱費も見逃せません。電気、ガス、水道料金は月々の固定費となり、家の大きさや設備によって変動します。特にエコな設備や省エネの家にすることで、長期的には光熱費を抑えることが可能です。
7. 保険料
マイホームを所有することで、住宅保険への加入が必要になります。火災や地震などのリスクに備えるため、保険料は年ごとにかかります。地域や建物の種類によって保険料は異なるため、複数の保険会社から見積もりを取ることをおすすめします。
8. ライフスタイルの変化に伴う出費
家を持つことで、ライフスタイルが変わることがあります。例えば、家族が増えた場合や子どもが成長するにつれて、必要なスペースや設備が変わってくることがあります。その際、新たな出費が発生する可能性があるため、柔軟な予算を持つことが重要です。
9. 家事や育児にかかる費用
マイホームが完成した後、家事や育児にかかる費用も考慮しましょう。例えば、掃除用具や家庭用品、子どもの教育費などが該当します。特に子どもがいる家庭では、教育にかかる費用が大きな割合を占めることがあります。
まとめ
マイホームの完成後にかかる費用は多岐にわたります。引越した後に「こんなに出費がかさむなんて!」とならないために、やはり事前の準備がおすすめです。どの部分に費用をかけたいか、費用の優先順位を決めておくと焦らなくて済みます。
固定資産税や光熱費、修繕積立金など、定期的に発生する費用はしっかりと予算に組み込んでおくことが重要です。また、将来的なリフォームや設備の更新に備えて、計画的に資金を積み立てることが理想的です。新しい生活を楽しむために、費用面でもしっかりと準備をしておきましょう。
松岡住研について
松岡住研は、地域密着型の工務店として、お客様一人ひとりのニーズに応じたオーダーメイドの家づくりを行っています。地元の熟練した大工や職人との連携を活かし、無駄を省いた効率的な施工で、品質とコストのバランスを追求。豊富な経験と実績をもとに、末長く愛される住まいをご提案いたします。新築、リフォーム、増改築など住まいに関することは、どうぞお気軽にご相談ください。
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