その配色で大丈夫?知っておきたいインテリアカラーコーディネートのポイント

こんにちは!

兵庫県西脇市で注文住宅、リフォーム、リノベーションを手掛ける工務店「松岡住研」です。


お部屋の配色でおしゃれに見えたりダサく見えたり...

一つ一つの家具を、高級でおしゃれなもので揃えても配色を間違うととってもダサく見えてしまい、もったいないです。

かといってどのような配色で置くといいのかもわからない...


ダサく見えない配色をいくつかご紹介します!


インテリアの印象を決める「配色の黄金比率」とは?

お部屋のカラーコーディネートを考える時は、次の3つのカラーを選びましょう。

①ベースカラー(基本となる色・背景色)

②アソートカラー(バランスをとる色)

③アクセントカラー(全体を引き締める色)

例)

・ベースカラー(白い壁紙とカーテン)

・アソートカラー(ブラウンの床材と家具)

・アクセントカラー(ネイビーのクッションとインテリア小物)


といった組み合わせが考えられます。

配色には黄金比率があり、「ベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー」の割合は「7:2.5:0.5」もしくは「6:3:1」がいいと言われています。

インテリアカラーコーディネートを早速紹介させていただきます!


ナチュラルインテリア

王道のナチュラルインテリア。

失敗したくない方や、どのように合わせたらいいか分からない方などにおすすめのナチュラルインテリアは、合わせやすい配色なので挑戦しやすく、また家具を買い足す時もどのような色を買えばいいのか分かりやすいですね。

・ベースカラー(壁紙のホワイト)

・アソートカラー(床や家具のライトブラウン)

・アクセントカラー(観葉植物のグリーン)

モダンインテリア

かっこよくスタイリッシュな雰囲気のモダンインテリア。

先ほど紹介したナチュラルインテリアのアソートカラーの色とほぼ同じ色ですが、ベースカラーとアクセントカラーを変えることで、ここまで雰囲気ががらりと変わるんです!

・ベースカラー(壁紙や床のグレー)

・アソートカラー(テーブルや棚のライトブラウン)

・アクセントカラー(イスや照明のブラック)


こちらもスタイリッシュな雰囲気のお部屋です。

少し暗くて見にくいですが、ベースカラーとアソートカラーは白やグレー、黒などの無彩色なため、アクセントカラーがぱきっと映えますね。

・ベースカラー(床やチェスト、枕等のホワイト)

・アソートカラー(布団カバーやクローゼットの扉の濃いグレー)

・アクセントカラー(奥の壁やクッションの濃いくすみグリーン)



色の組み合わせのルールとは

色の組み合わせのルールを知れば、インテリアをより素敵に魅せることができます!

色には色相環というものがあり、色相を環状に配置したもので、色を体系化する時に用いる方法の一つです。色は光の波長の違いによって、赤・橙・黄・緑・青・紫というように連続的に変化して知覚されます。これを連続的に配列し円環状にしたものを、色相環といいます。

隣り合った色を類似色、正反対にある色を補色と言います。

インテリアカラーコーディネートも色相環を使って配色すると、まとまった部屋にすることが出来るんです。


それでは、4つの組み合わせを紹介します!


同系色

同系色とは、色相(色の種類)が同じもしくは隣で、明度(明るさ)や彩度(鮮やかさ)だけが違う色の組み合わせのことです。

同系色でまとめると、落ち着いて穏やかな印象や、洗練された印象を生み出すことができます。


類似色

類似色とは、色相(色の種類)が近い色の組み合わせのことです。

赤とオレンジ、オレンジと黄色、黄色と緑、緑と青、青と紫、紫と赤などです。

類似色同士なら、鮮やかな色を使っても、インテリアにまとまりが生まれます。

補色

補色とは、色相(色の種類)が正反対の色の組み合わせのことです。

赤と緑、オレンジと青、黄色と紫などです。

補色を取り入れると、ドラマチックで印象的なインテリアになります。

ただし、同系色や類似色と比べると難易度が高いため、インテリア小物などで小面積から取り入れると良いでしょう◎


【余談】

髪の毛を染めている方で、色落ちして髪が黄色くなってきた、オレンジっぽくギラギラするなど一度は思ったことはありませんか?

その悩みも補色で解決することが出来るんですよ!

黄色くなった場合には紫を、オレンジっぽいときには青を入れると打ち消しあってきれいな色になるんです。

髪色もインテリアカラーコーディネートも色相環は大切な存在なんです。


トーン

色には「淡い」「鮮やか」「くすんでいる」などトーンがあります。

トーンをそろえることで、いくつかの色を組み合わせても、空間にまとまりが生まれます。

白、グレー、黒などの無彩色でトーンを合わせるのもきれいにまとまりますよ。

カラーコーディネートを意識して家づくりを


マイホームを建てる時は、インテリアの仕上がりをイメージしながら家づくりを進めましょう!

壁紙などのベースカラーは白がポピュラーですが、最近ではライトグレーも人気になってきており、ニュアンスのある空間に仕上がります!

ただし、ベースカラーが暗いと空間が狭く見えることもあるため、注意しましょう。

ベースカラーの次に面積の広いアソートカラーも、インテリアの印象を左右します。

床材の色は特に、写真で見るのと実際に空間に身を置くのとでは感じ方が変わってきます。もちろん明るい色だと広く見え、暗めの色だと狭く見えることもありますが、明るくすると落ちているゴミや髪の毛などが目立ちやすくなるので、よく考えて自分たちに合う色を選びましょう!

そういったこともお気軽にご相談ください!

長く暮らすうちに、好きな色や好きなインテリアが変化することもあるので、アクセントカラーは、カーテンやインテリア小物など取り換えやすいアイテムにするのがおすすめです!

配色のポイントを押さえつつ、こちらの記事を参考にインテリアカラーコーディネートを楽しんでください♪


分からないことは何でも大丈夫ですので一度ご相談いただければと思います!

お気軽にご連絡ください!