『家事動線』の良い間取りって?

こんにちは!


兵庫県西脇市で注文住宅、リフォーム、リノベーションを手掛ける工務店「松岡住研」です。


「こんな家に住みたいなぁ」を形にするのは難しい


「こんな家に住みたいなぁ」と思う時は、家の外観や自分の好きなテイストの空間を目にした時ではないでしょうか?実際に「よし!家を建てよう!」となったら、理想のイメージを形にしていくわけですが、それまでは「すてき!」で済んでいたことを様々な思いをピックアップして実現していく・・・これがとっても難しいのです。完璧な間取りを目指したら予算オーバーになったり、考えるのが嫌になったり。

そうならないためにも、譲れない部分と妥協点を探り、着地点を見つけていきましょう。





松岡住研で間取りを決める際は、時間をかけてじっくりとヒヤリングや現地調査を行い、土地や建物の大きさと形状、家族構成やライフスタイルなどをさまざまな側面から考えて決めていきますが、例えば、譲れない部分を「家事動線の良い間取り」にすると、グンと暮らしやすくなります。

それは分かっているんだけど・・・どのような間取りにすれば、効率的に家事ができるのか、今日はそんな「家事動線」を重視した間取りができるまでのポイントをご紹介します!




家の間取りにはさまざまな「動線」が関わっている



動線とは、字のとおり人や物の動きを線で表したものです。部屋から部屋への動き、あるいは外から家に帰ってきた時の動きなど、行ったり来たりする動きを線でつなぐため、動線と呼ばれています。

注文住宅で意識したい動線の種類は、以下の4つです。


『家事動線』 『衛生動線』 『来客動線』 『通勤動線』



『家事動線』とは、料理や洗濯、掃除など、家事をする人の動きを表した動線のことです。家事動線がコンパクトにまとまっていると、生活がラクになります。


『衛生動線』とは、トイレや浴室、洗面所などを移動する時の動きを表した動線のことです。


『来客動線』とは、お客様が家を訪れた時の動きを表した動線のことです。


『通勤動線』とは、起きてから仕事や学校などへ出かける時の動きを表した動線のことです。




『家事動線』を重視した間取り作りのポイント



①「なるべくまとめる」「なるべく短くする」


この『家事動線』を考える上で重要なポイントが「なるべくまとめる」ことと「なるべく短くする」ことです。

たとえば、キッチンの近くにパントリーを設置すると必要な物をすぐに取り出せたり、収納までの距離が短いのですぐに片づけられ、キッチンにまで物があふれることなく使いやすくなります。キッチンの近くに勉強スペースを設置すると、料理しながら子供の様子を見守ることができ、家事と子育ての負担を減らす重要なポイントになります。




②「回遊性を取り入れる」


間取りや動線を考える際に重要なワードとして「回遊性」というワードがあります。

回遊性とはその名の通り「家の中をぐるっと回れる」ことであり、回遊性のある家とは動線が円を描くようにスムーズに行える間取りとなっているものを指します。

特に朝の時間帯は起きて朝食の準備をしながら洗濯機を回し、家族・自身もご飯を食べ、洗濯物を干し、メイクや着替えを済ましてゴミを持って出かける。そこに自分以外の家族も同じように通勤・通学準備をするため動線が重なります。

そのドタバタを解消するために回遊性のある間取りを取り入れることが1つの解決策になります。

キッチンから洗濯機、洗濯機から物干し、メイク場所と着替え場所などが回遊性をもってスムーズにつながることで1方向からしかアクセスできない間取りと比べ家の中で渋滞や無駄な移動を削減することができます。




③ランドリースペース・ファミリークローゼットを近づける


ランドリースペースファミリークローゼットは近年大変人気のある間取りです。この最強コンビを近づけるのが家事の時短につながります。

ランドリースペースがあれば、基本的にはひとつの場所からほとんど移動せずに洗濯の一連の作業ができます。洗濯をした後、その場で洗濯物を干し、天候に左右されず、取り込む時間も気にせず、急な来客があっても慌てる必要もありません。洗濯から乾燥、アイロンがけや洗濯物をたたむ作業まで、一か所で多くのことを済ませられます。

ファミリークローゼットは、家族の衣類がまとめて収納できるため、各部屋のクローゼットにそれぞれの衣類を運ぶ手間と時間が省略できます。

毎日しなくてはならない家事の中でも、間取りによっては移動の負担が大きくなるのが洗濯です。①のポイントの繰り返しにもなりますが、洗濯→収納までの移動距離を短くするのがポイントです。




いかがでしたか?今回は家事動線を重視した間取りづくりのポイントについてご紹介しました。家事動線を良くするには「移動距離」「回遊性」「収納」の3つを意識して間取りを考えていきましょう。毎日行う家事ですから、少しでも効率よく済まして、家族との時間やご自身の大切な時間を増やせるお手伝いができたら、私もうれしいです。